「もうひとつの建築史」
みなさまこんにちは、スタイリストの瀧野です!
最近ポカポカ陽気で気持ちのいい日が続きますね〜!
そんなお天気の日は外へ出たくてウズウズしてしまう、わたくし瀧野です。
と、いうことで!
先日お休みをいただきただいま埼玉県立美術館で開催されている
「インポッシブル・アーキテクチャー もうひとつの建築史」
を見てきました!
20世紀以降の国内外の約40名の建築家たちによる、
「目指したが様々な制約によって実現しなかったもの」
「未来に向けて夢想されたもの」
建築家、美術家による、未完成な建築物の美術展です。
「インポッシブル・アーキテクチャー」を、図面、模型、関連資料などを通してたくさん拝見してきました!!
まずはこちらの建物!
え!!え?!崩れています?!!
と思うような斬新なデザインのこちら!
ロシアの建築家
ウラジミール・タトリンの「第三インターナショナル記念塔」
こちらはロシアアヴァンギャルドを象徴する作品!
発表されたのは今からおよそ100年前!
こちらは当時の世界でもっとも高い建築物であったエッフェル塔の300メートルよりも高い、
なんと400メートルの建築物として考案れたそうです!
3層に積み重なった円柱が、それぞれ異なる周期で回転し、
それぞれ会議室、インターナショナルの組織、出版局や電報局といった情報局として利用されるよう構想され、当時の技術では実現が不可能だったようです!
模型でも見ているとドキドキするような存在感のある建築物でした。
東京スカイツリーよりも、中へ入るのはドキドキしそう・・なんて考えてしまいました(笑)
続いてはこちら!
藤本壮介さんの「ベトンハラ・ウォーター・フロントセンター」
上から見たら、まるでうずまきソフトクリームですね!!
スペイン・ベオグラードに流れるサヴァ川沿いに、
商業や展示スペースを有した複合施設として構想されました。
リボン状に渦を巻いたブリッジが特徴的で、建物の内外に行き来出来るように作られていました。
日本にもこんな商業施設があったら、1日め〜いっぱい楽しめてしましますね!
ラストはザハ・ハデッドの「新国立競技場」
こちらは有名ですね!!やはりすごいです。
国立競技場の後継施設として構想されたもので、
一度デザインコンクールに選ばれたものの白紙化されて、実現に至りませんでした。
完成には至らなかったたくさんのプロたちの作品、
「美しいデザインを作る」目的だけでなく、
完成した際に使う人の気持ちになり、年月をかけて思考された作品の数々を見てきました。
建築物の裏側には作り手の思いや、時代の様々な背景がありました!
おなじものづくりをする者として、
後世の建築家や美術家の方へも多大な影響力を持ち続けるプロの建築家の方がとても格好よく感じました!!
数多くいる建築家のなかで、気になる建築家の方がいました。
ドイツの建築士ブルーノ タウトです!
ドイツのマグデブルク市の建築家長としてのタウトは
「建築物は全て色彩をもたねければならない」と色彩宣言をしました。
それには賛否の声があったものの、タウトは建築問題解決として共同住宅街を造成しはじめ多くの建築を設計しました。
目が覚めるような鮮やかな色彩の集合住宅!!
沈んだ気持ちも、パーーっとパワーをもらえます!笑
ドイツのオットーリヒター住宅です。
1秒でも早くお家へ帰りたくなるほどの可愛いドアですね!!笑
ブルーノ タウトはベルリンの「ジードルング」という低所得者層への生活環境改善を目的に、
新しい建築手法やデザインによって、衛生的で快適な住宅造りなども携わったようです。
日本で唯一、
熱海にブルーノ タウトが建築した「旧日向別邸」があります!
開放的な空間、木のぬくもりのあるすてきな空間ですね!
私、行ってみたいです!!!
すてきな空間は、おだやかな、しあわせな気持ちになりますよね!!
choruleもお客さまにとって、
もっともっと幸せな空間になるようにスタッフみんなで創ってゆきます!!
ラストまで読んでいただきありがとうございました!!
美術館情報こちらに載せますので、ご興味のある方は是非いってみてくださいね!
素敵な空間でした!
http://www.pref.spec.ed.jp/momas/index.php?page_id=0
瀧野
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